2008年7月28日
シリア☆オリーブ紀行 ~旅で出会った「受け継がれていく物」~ その4
こんにちは、プランナーのことりです。
今日もオリーブソープの旅日記の後半をお届けします。
青年海外協力隊として、かつてシリアに赴任した経験のあるKAYAさんによる、生産現場からのリポートです。
どうぞ旅気分をお楽しみください~![]()
幻?の花、ダマスクローズ
ダマスカスを出発してシリア第2の都市アレッポに向かいました。
1時間ほど車で走ると荒涼とした風景に変わります。
山は木々におおわれているものと思っている日本人の私にとっては、草木一本も生えていないように見える山脈に自然の厳しさを感じてしまいました。
しかし目を凝らしてみていると荒涼とした大地にも何か植物が植えられているようです。
近くに行って見てみると、薔薇が整然と植えられていました。
乾燥しきって枯れているように見える薔薇も先端には緑色の新芽が出ていました。こんな場所で芽を出すとは、生命力の強さを感じました。
この薔薇園のそばに集落が見えたので思い切って立ち寄ってみました。
この辺は標高が1,000メートルほどの場所にあり、ダマスカスに比べ寒く感じられます。
集落はとてものどかで家々の庭先には桜のような木が花をつけていました。
集落を散策していると道で出会ったご老人に
「我が家でお茶をどうぞ」
と招待されました。
門を入って直ぐの中庭には先ほど見た桜?の花が咲き、ここが遠い中東シリアだとは思えませんでした。
玄関脇の部屋に通されると、自家製の薔薇ジャムと薔薇のシロップをご馳走になりました。
話を聞くと、先ほど目にした薔薇園はここの村のものでダマスクローズを栽培しているそうです。 以前日本のテレビで東欧で栽培されているダマスクローズを見たことがありましたが、豊沃な土地で栽培されている薔薇に比べてここのダマスクローズはあまりにも厳しい環境で栽培されています。
量産は出来ないそうですがその香りの良さにしばし旅の疲れを忘れました。
薔薇の原種の一種といわれ、また、名前の由来ともなったダマスカスの近郊でひっそりと守られてきたダマスクローズ。
薔薇の香りに包まれた心地よい一日でした。
〈つづく〉





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![kraso pot[クラソポット]](/ecolorblog/common/images/side_bnr02.gif)



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