2008年8月18日
映画『おいしいコーヒーの真実』と『フェアトレードハンドブック』
みなさん、こんにちは。ecolor[エコラ]編集部のカナです。
このあいだ映画『おいしいコーヒーの真実』を観てきました。みなさん“フェアトレード”という言葉は聞いたことがあるでしょうか? ecolor[エコラ]でお買い物をしてくださっている方なら「当然知っています!」という答えが返って来そうですが、聞いたことがあっても意味は知らないという方のために、簡単に説明しますね。
フェアトレード=FAIR TRADE(公正な取引)
「発展途上国の製品を適正な価格で継続的に購入することで、立場の弱い生産者の自立と生活向上をめざすこと」と定義されています。
映画『おいしいコーヒーの真実』では、エチオピアのコーヒー農家が仲買業者にコーヒー豆を買い叩かれて、働いても働いても現金収入がなく、ごはんも満足に食べられなくて、子どもたちは栄養失調で倒れ、とうとうコーヒーの代わりに麻薬植物を栽培する農家まで現われて、でも自分たちが食べていくためにはそれしかなくて……みたいな、もう現地の人の生活はめちゃくちゃになっている、という様子がドキュメンタリーで描かれていました。
みなさんはご存じでしょうか? 私たちがカフェで買うコーヒー一杯330円のうち、コーヒー農家の人の手に渡る金額は、わずか3~9円(!)なのだそうです。 信じられますか? 現地では一粒一粒コーヒー豆を手で選別しているんです。それなのに彼女たちが一日働いてもらえるお給料はわずか50セント(55円)……。
私たちのしあわせが、誰かのふしあわせの上に成り立っている、というのだけは嫌だ!と思う人には、ぜひこの映画を観てもらいたいです。「知らない」ということは、時に恐ろしいことだから。
フェアトレードの話題もうひとつ。
この本『これでわかるフェアトレードハンドブック 世界を幸せにするしくみ』は、世界のフェアトレード組織による調査に基づいて、「フェアトレードって何?」ということから、フェアトレードの歴史や、世界の貿易不均衡がなぜ起こっているのか?、また、綿、コーヒー、米、手工芸品などカテゴリ別のフェアトレードの現状など、かなり詳細に書かれた本で、一冊読んで、かなり勉強になりました!![]()
ecolor[エコラ]では、「フェリシモ アクティビティーズ」がフェアトレードの理念で、世界の発展途上地域の生産者から直接商品を買い付けるやり方で、彼らの自立をみなさんと一緒に応援しています。私たちにできることは、ほんの小さなことかも知れないけれど、たくさんの人の共感が集まれば、きっと何かが変わるはず!と信じています。

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