2008年9月25日
シリア☆オリーブ紀行 ~旅で出会った「受け継がれていく物」~ その6
こんにちは、プランナーのことりです。
さて、今日はオリーブソープ旅日記の最終回をお届けします。
オリーブソープの工場見学
アレッポの旧市街地にオリーブソープの工場がありました。道路側には石で高く積み上げられた壁しか見られません。壁にある小さな扉をくぐると大きなアーチ状の天井がつづく石けん工場になっていました。
工場に入ってまず驚いたのは、床一面の鮮やかなオリーブグリーン!
ちょうど液状の石けんを床のプールに敷詰め、数日かけて固める作業中だったようです。
石けんが固まったら数人掛りで大きなカッターを曳いて石けんを小さくカットするとのこと。その後はスタンプをポン、ポン、と押して、ひとつひとつ手で積み上げて自然乾燥します。
この工場の建物は大変古く、700~800年前に建てられたとか。文化的価値があるだけに、建物を近代化することは出来ないそうです。
そのためか「今もリヤカーが一番便利な道具なんだ」と、工場の人は笑って言いました。
今回、石けん選びのポイントについても尋ねてみました。
一番大切なことは、使う人の肌に合っているかどうか。その上で、好みの香りかどうかということも大切なポイントです。
日本では、ローレルオイルの配合率が高いものが高級品として販売されることもありますが、シリアではそんなことはなく、首都ダマスカスのスーク(市場)ではローレルオイル無配合の石けんの方が人気があることも珍しくないそうです。
もともとローレルオイルを配合している石けんは、シリア北東部の乾燥・灼熱地帯や隣国のイラクで、広く親しまれているとも言われています。
古くは香りづけのためにローレルオイルを用いるようになったようで、後になって殺菌効果がクローズアップされるようになったようですが、ローレルオイルは高価である上に、刺激の強いオイルなので、それもやはり適量が良いのだと思います。
このようにシリアでは、ローレルオイルの含有率だけでなく、それぞれの嗜好や用途、体質に合わせて、好みに合ったオリーブソープが選ばれているようです。
さて、「シリア☆オリーブ紀行」いかがでしたか?
オリーブソープを使ってみたくなった人は、こちらへ。



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