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エコラの活動をブログ形式でご紹介しています。

みなさんこんにちは。
プランナー・ぱんだです。(◎´∀`)ノ

今回は突然ですがっ!

《教えて先生! 環境保護初心者の素朴な疑問!》

出発前に、海洋環境保護に関しての質問を受けましたので、ぱんだが回答するよりも、先生に答えていただいたほうがいいだろうと、質問を投げかけてみました。

Q(質問者):珊瑚(珊瑚礁)がなくなると、何が困るのですか?

A(酒井先生):珊瑚がつくる珊瑚礁は貧栄養の熱帯、亜熱帯の海域で多種多様な生物が住み、育つことのできるとても豊かな海を形成します。それがなくなる、ということはそこに住む魚などの生物も消え、海の豊かさが消えてなくなってしまう、ということになります。人間もその恩恵を充分に受けています。人々の食生活にも大きくかかわっていますし、防波堤の役目をするなど、生存にもかかわっています。また、沖縄などでは歴史的だったり文化的な価値もあるものですので、そこに住む人々の心のよりどころであったりもします。そういったものがなくなってしまう、ということはとても困ることだと思います。

Panda1 P(ぱんだ):なるほど!
確かにそのとおりですね。
珊瑚礁のない地域に住んでいるからと言って、関係ないとは誰も思っていないはず。森がない地域に住んでいても、森林破壊は気になるし、陸上か海中か、という違いで大切さの度合いが異なるとは思えません。それに、破壊の一端を、その地域に住んでいない人たちも担ってしまっているかもしれないのですから、他人事ではないはずですね。

P:もうひとつ、質問です。

Q:珊瑚の養殖、研究も盛んになってきましたが、それで珊瑚は本当に増えるんですか?

A:増えます。養殖すれば、珊瑚は増えますよ。でも、それ「移植」とは少し違います。

P:と言いますと?

A:水槽の中で珊瑚を養殖することはできるようになっています。
と言っても、比較的高水温でも育ちやすいものなど、人工的に養殖しやすい種類の珊瑚と、養殖することが難しい種類があり、そのすべてを養殖して増やすことはできません。なので、現在養殖されている珊瑚は、比較的養殖しやすい種類、ということになります。
それを移植する、となると少し躊躇します。

P:躊躇の理由はなんですか?

A:うーん。本当に元々そこにその種類の珊瑚がいたのかなぁ、と考えてしまうからです。

P:本来そこに自生していたものとは違う種類の珊瑚を移植して増やしてしまうことを懸念されている、ということですね?

A:はい。本当にそこにあるべきものかどうか分からないものを、人為的に移植して増やしてしまうことで、何十年と時間が経過したのち、そうしてしまったことが過ちだった、となってしまうこと、珊瑚礁が持つ本来の生物多様性をそれによって人間が破壊してしまうことを懸念しています。

P:なるほど。いくつかの養殖しやすい種類の珊瑚だけが増えてしまって、淘汰されてしまうと良くないのでは? という危惧ですね。奥が深いですね。ありがとうございました。

(インタビュー終わり)

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珊瑚を養殖し、研究することで、珊瑚の病気の解明や珊瑚が自己回復する方法を模索すること、人々の珊瑚に対する意識を高めることで、自然に珊瑚を増やしたい、元通りの珊瑚礁にしたい、という思いが先生方には強いようですね。
沖縄水産高校では平成6年(約16年前)から文部科学省(当時は文部省)の指導要領に記載のなかった珊瑚礁に関する学習を行って来たそうです。

今から十年ほど前、1998年ごろに発生した白化現象などによる珊瑚の激減。そのとき沖縄だけでなく、世界中の海から珊瑚が減りました。けれども南太平洋の地域などでは現在、その影響が分からないほど自然に回復している地域もあります。しかし、沖縄はそこまで回復できていません。理由はひとつではありませんが、やはり私たち人間の活動が、本来珊瑚自身が持っていたはずの自然の回復力を妨げてしまっている、というのが理由でもあります。
人々の意識を高めることで、珊瑚が自然な力を発揮できる海にすること、沖縄水産高校の取り組みはそれを目標にされているようです。

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養殖した珊瑚を移植することに反対する意見もあるかも知れませんが、何もしないで反対意見だけを言うことには現実味がともないません。言うだけなら簡単ですが、実際に行動を起こすというのは簡単ではないからです。

(その6へつづくっ!)

(その4へもどるっ!)

※記事を書くにあたっての出典および資料のご協力:沖縄県立沖縄水産高等学校 酒井利昌先生、大神宏哉先生 (両先生に改めて御礼申し上げます)

みなさんこんにちは。
プランナー・ぱんだです。(◎´∀`)ノ

今回のレポートは、学生さんへのインタビューでーす。
実際にこういった勉強や活動をされているフレッシュな高校生shineにお話を聞いてきましたぁ!

お片づけ終了後、陸上の清掃を中心的にやってくれた沖縄水産高校・海洋生物系列の学生さんおふたりにちょこっとお話をうかがいました。最初は「話すことなんて~」と恥ずかしがって(?)謙遜されていましたが、やっぱり普通の高校生以上に環境のこととか、考えているみたいですよ。

karaoke普段、そう言うこと、意識しますか? という質問に、「意識してないですよ」と答えられたのですが、何をおっしゃる! やっぱりテレビのニュースで珊瑚のことや、海洋環境のことが出てくると、自然に聞いてしまうし、珊瑚の育成のために募金を、と言われたら、やっぱり募金してしまう、なんて、しっかり意識があるからこそ、の行動ですよ。やっぱり違うなぁ~、と思いました。私が高校生の時には自分のことにだけ一生懸命でそんな風に地球全体のことなんて考えられなかったなぁ~coldsweats01、と思うとやっぱり知識があると、意識が変わるんだな、と思いました。

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将来、海洋環境にかかわる仕事をするかまだ分からない、と言っていたおふたりですが、それを仕事にしなくても、そのことを意識できる人が社会に巣立って行くことは、珊瑚と珊瑚礁の生き物たちにとって、とってもうれしいことだと思います! 卒業までまだあと1年! みなさんもっともっといろいろなことを学んでくださいね。そしてみんなで一緒に何かを変えていきましょうね。happy01

学生のみなさんは学校で、持ち帰ったごみを分別してくれました。

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どんなものが、どれくらいあったのか……

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上の写真は廃油ボールばかりを集めた袋です。

こんなにたくさん流れ着いていました。廃油ボールが付着して取れない石や珊瑚も持ち帰っています。少しでも残してしまうと、それが海洋環境をいちじるしく汚染してしまうからです。こういったごみが、ひとつもない海を目指して、ひとりひとりができることをやっていく。それってとても大事なことですよね。

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沖縄県立沖縄水産高等学校海洋生物系列、マリンスポーツ系列の学生のみなさま、先生方、ご協力、本当にありがとうございました。とっても勉強になりました。あの日参加した人はそれぞれにきっと何かをその手に持ち帰ったはずです。

そして、これからも豊かで美しい沖縄の珊瑚礁を守り育てる活動の継続を、よろしくお願いいたします。もちろん、離れていても、私たちもつながっている、ということを忘れないように、毎日できることをできる限り実践し、沖縄のみなさまや、あのきれいな海のことを想いながら、生活していきますよ。

(その5へつづくっ!)

(その3へもどるっ!)

※記事を書くにあたっての出典および資料のご協力:沖縄県立沖縄水産高等学校 酒井利昌先生、大神宏哉先生(この場を借りて両先生に御礼申し上げます。ありがとうございました。)

みなさんこんにちは。
プランナー・ぱんだです。(◎´∀`)ノ

沖縄の珊瑚レポート第三弾です。

前回までで、珊瑚や珊瑚礁のことやそこに迫る危機に関してレポートしましたが、まずそれを知って、私たちに何ができるのかな? ということを考えてみたいと思います。catface

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赤土や生活排水などの海への流出を防ぐには、沖縄の人々だけでなく、そこを訪れたい、と思っている私たち観光客側の立場でも、観光などの開発を考える必要があるのではないだろうか? と感じました。もちろん日々の生活の中でできることもあります。今自分の周囲で排出されている二酸化炭素、それも巡り巡って珊瑚礁に影響を与えています。やっぱり少しでも、減らせるように努力をしたいですね。good
人が生み出したルールを世界規模で実践することも大切です。法令や規制で守れるものを守っていくことも、大事。みんなが住んでいる地球のことだから、世界がひとつになれるといいですね。

地道に活動することも、大切です。バランスが崩れてしまった珊瑚の海のバランスを正しくするため、異常発生してしまった天敵の駆除や、自然に元には戻らないほどに減ってしまった珊瑚を養殖し、移植すること。人の手ができること、きっとたくさんあります! ひとりの手は小さな手、でもたくさん集まったら、もっともっといろいろなことができるはずですね。そんな小さな手が集まることに期待! です。paperpaper

そしてやっぱり一番大切なのはそう言った状況を知ること。
何でもバランスが大事、ということを知る。
私たちだけが地球の環境を謳歌しているのではなく、小さな生物もみんなお互いに支え合ってこの奇跡のバランスを保ってきたんだ、ってことに気づく必要があるのではないかと思います。それから自分にできることをやってみる。
ごみを減らすこと、リサイクルすること、自然を汚さないこと…… 足下から見直すことで、小さなことでも大きな循環の中のひとつになります。それがみんなでたくさん集まったら……明日はちょっと変わるかもしれませんね。shine

さぁ、珊瑚や珊瑚礁の大切さが分かったところで清掃活動を開始しします!

各自軍手をはめ、ごみ袋を持ってどんどんごみを回収します。この段階で分別回収はしません。沖縄水産高校さんに持ち帰ってから、何がどれくらい……という確認作業をしながら分別してくださるのです。
さて、撮影しながら私もごみをさがします。海岸を上から見下ろした時には「ごみなんかないんじゃ……?」と思うほどきれいに見えた海岸も、その場に立ってみると、案外あるものです。小さなごみはたくさんあります。それもペットボトルから樹脂の破片、プラスチックのパッケージのようなものなど、どう考えても人間が捨てたもの、としか思えないものばかりです。あらら。

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そして時折、風化した珊瑚礁の隙間にはさまったまま朽ちてしまい、がっちりくっついてどう頑張ってもとれないごみもありました。悲しいですね。

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こんな不思議なごみもあります。

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なんだと思いますか?黒い丸いものです。さわるとやわらかいですよ。樹脂が溶けてやわらかくなったもののようにも見えます。先生方はこれを「廃油ボール」と呼んでおられました。海に流れ出した船の燃料などの油が集まって固まったものです。もしもこれが海の生物にからみついてしまったりしたら、確実に汚染されてしまいます。ひとつひとつつまんで取り除きましたが、軍手の指先にネバっとくっついて、身体に付着してしまったら取れないだろうな、とよく分かります。ひとつも残さずに、という先生の指導のもと、生徒のみなさんが除去してくれました。

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午前中、浅瀬の珊瑚礁の向こう側、海が深くなっているところで海洋実習とそこでも清掃活動をしてくれていたマリンスポーツ系列のみなさんが除去したゴミを見せていただくと……

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漁具が多いですね。
ごみも比較的新しいものから古いものまで。

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深いところでの作業の様子も、写真を撮っていただきました。

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船などについている縄のようですね。

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集めたごみを持ち帰ります。

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午前中の活動では亀にも遭遇したそうです。
亀が悠々と泳いでいる海がすぐそこにあるって、素敵な環境ですね。やっぱりこの環境、このままずっと、ずっと未来に残していきたいですね。

普段、授業で実習をさせてもらっているこの海岸の清掃をしてくれている学生のみなさん。授業だから仕方なくやっている、なんて言いながらもみなさんその表情は楽しそうです。
マリンスポーツ系列のみなさんは午後は私たちと一緒に珊瑚礁のふちの内側、浅瀬側で清掃活動をしてくれました。そんな浅瀬の海中写真も撮ってくれました。どうぞっ。

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きれい~

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キレイ~

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でも、ごみはあるものですね。
これから海に遊びに行く機会も増える季節……
あ、しまった!
ポチャ~ン!
……なんてこともないようにしたいですね。
さて、約1時間半ほどかけて海岸を端から端まで清掃し、また、海中でもごみをひろって、集めたごみがこれです。

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案外あるでしょう? あんなにきれいに見えた海岸も、よく見れば小さなものから大きなものまで、たくさんごみがありました。

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水分補給もしっかりして(もちろんそんな時のコップも使い捨てないコップですよ~)、ごみを並べて記念撮影。

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みなさまお疲れ様でした~

(その4へつづくっ!)

(その2へもどるっ!)

※記事を書くにあたっての出典および資料のご協力:沖縄県立沖縄水産高等学校 酒井利昌先生、大神宏哉先生(この場を借りて両先生に御礼申し上げます。ありがとうございました。)

みなさん、こんにちは、《クルット》 です
ココアさんのコンポストさんのように、クルットもふるいにかけてみました。また、ふるいをかけたものをチップ材開発の城川先生に見ていただきましたのでご報告です。

コンポストをふるいにかけるため、用意したもの
・新聞紙 5枚
・ざる 1つ (園芸用のふるいが手元になかったのでざるを使いました)

★ちなみに交換用の詰め替えキットの 説明書にはこのように記載しています。

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それでは、ふるいにかけます。
1)新聞紙4枚を2枚ずつ重ねて広げます。
2)チップ材を数回に分けてざるに入れ、振ります。
(このざるでは4回行いました。動画はその3回目です)

http://www.youtube.com/user/felissimoecolor#p/a/u/0/pm783d8AoXU
(動画はひとり撮影&ひとりふるいなので、見づらかったらお許しを……。)

3)ふるいにかけたサラサラのチップ材は元のきんちゃくへ戻します。

ふるいにかけた目的が、
A.長期のお休みやチップ材のリセット用なら……サラサラチップを袋へ戻します。
B.チップ材の交換時期なら……サラサラチップの半量を袋へ戻して、交換用のチップ材と混ぜます。

ココアさんのコンポストさんは、Aのお休み用なのでサラサラチップをそのまま袋へ。クルットのコンポストはBの交換用だったので、半量に減らして、チップ材を混ぜました。

4)ざるに残ったチップ材を別の新聞紙1枚へ取り出します。

ざるにのこったチップ材はこんな感じ。

Photo_5 

画面の右側に残っているのが、フライドチキンの骨です。みかんの皮や梅干の種など硬いものや乾燥したものが残っていました。

城川先生のコメントは画面の書き込みになります。先生によると、ふるいにかけて残ったものでも使えるものもあるそうです。
オレンジは、顆粒状のつぶつぶで、チップ材として再利用が可能だそう。
赤は、小石くらいのつぶで未分解のものが固まってしまった状態。そのままたい肥として使えますし、砕けば再利用もできます。
骨や果物の皮は、ごみとして捨てます。

(お客さまのご質問から ◆ベランダにも置けるコンポストの会へ!)

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みなさんこんにちは。
プランナー・ぱんだです。(◎´∀`)ノ

初夏のさわやかな日がやってきましたが、沖縄はもう梅雨だそうですrain

さて今日も珊瑚のお話の続きですよー。

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私たちみんなにとっても、地球全体で大切な役割を担ってくれている珊瑚礁ですが、沖縄ではどんな風に人々の生活を支えているのでしょうか?

珊瑚は海の生物多様性を支えるゆりかごpisces。そこには人間が生きていくうえでの活動も深くかかわっています。例えば珊瑚礁は、1年で1平方キロメートルあたり、4~24トンもの豊富な水産資源を抱えると計算されています。沖縄にある珊瑚礁の面積を797平方キロメートルとすると、最大で約2万トンもの水産資源を育てていると言えます。
また、沖縄では古くから石灰化した珊瑚礁を建築資材などとして利用してきました。沖縄にとって珊瑚礁は歴史的にも文化的にもとても大切な存在、と言えます。

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現在でも沖縄に観光で訪れる人の約三人にひとりが海を楽しむためにやってきている、と言われていて、美しい海の風景の要素である珊瑚礁が存在することは、観光が重要な産業である沖縄にとって大きな経済効果をもたらしています。

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そしてもうひとつ、沖縄にとってとても大切な役目を珊瑚礁は果たしてくれています。
沿岸部から続く珊瑚礁は深く落ち込むところで、外洋から押し寄せてくる波の運動エネルギーの約70%を吸収し、穏やかな波を砂浜まで届けてくれます。台風がやってくることの多い沖縄地方では、荒れた海から島全体を守ってくれている自然の防波堤でもあります。また、テトラポットなどの人工の防波堤と違って、折れたり破損してしまったりした珊瑚は死んだら砂になっていきます。また、珊瑚がなくなってしまった部分には新しい珊瑚が着床し、再生するなど、自然に修復していく力があるのです。

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さぁ、珊瑚の重要性がわかったところで、今、その珊瑚と珊瑚礁の生態系に迫っている危機に関して先生に聞いてみましょう!happy02

●珊瑚の天敵! 食害生物の異常発生wobbly
時折耳にするオニヒトデやシロレイシガイダマシなど、珊瑚を食べて生きる生物も海にはいます。もちろん、それらが絶滅することを願っているわけではありません。自然の中の大きな循環や生物多様性の中には、珊瑚を食べる生物も必要です。ただ、それがバランスを崩すほどに大量発生して珊瑚を食い荒らしてしまうことは、この大きな自然の流れを狂わせてしまうことになり、危険です。

●時間がたっても元に戻らないほど……波浪、台風、ハリケーン、人による物理的な破壊sad
先ほど説明したように、珊瑚礁は台風など荒れた海の波を軽減してくれています。温暖化の影響とも言われている気象異常によって台風が発生する回数が増えたり、今まで経験したことがないほど強大な勢力持ったりすると、自然の治癒力では回復が追いつかないほどに破壊されてしまいます。また、私たち人間も、故意にではなくても、知らず知らずのうちにむやみに珊瑚礁の上に立ったり、触ったりすることで、珊瑚礁を破壊してしまうこともあります。

●私たち人間が原因をつくっているかも……赤土や堆積物などの流出crying
沖縄に行って滞在するなら、空港からは車でさっと行けて、ホテルは海沿いでちょっとリゾート気分を味わいたいわ、なんて思ってしまうかもしれません。でも、その空港や道路、ホテルはどうやって開発されたでしょうか? 陸上の自然に配慮するだけでなく、その開発が海洋環境に与える影響も、配慮されないと、土が海に流れ込んで濁ったりするし、ホテルで滞在中に使用される生活排水だって海へとつながっています。自分たちの便利さ、快適さやイメージを求めるあまり、何かを失っているかもしれない、なんて思うと少し悲しいですね。でも、それを沖縄に作らせているのは、それを求める観光客である私たち自身なのかもしれません。ちょっと身につまされる思いですね。

●沖縄だけじゃない、みんなの問題……大気中の二酸化炭素濃度の上昇weep
今、盛んに言われている大気中の二酸化炭素濃度も、海洋環境に大きな影響を与えています。温暖化が進むと海水温度が適温を超えた異常高水温になってしまい、高温では生きていけない生物はたくさんいます。それ以外にも、二酸化炭素の濃度が上がることで海水が酸性化し、珊瑚の成長を阻害することもわかっています。

●珊瑚が病気! ホワイトシンドロームshock
ここ数年で問題になっているのが、原因がまだきちんと解明されていない感染症の一種とみられている病気。珊瑚がこの病気を発症すると、白い線が現れ、じわじわと侵食されていき、1年ほどで死んでしまう、という病気です。以前から問題になっていた珊瑚の「白化現象」は水温が下がると、回復したりする可能性もあるのですが、この病気にかかってしまうと回復する方法はまだ見つかっていません。これ以外にも珊瑚の病気はどんどん増えている、という報告もあり、原因の究明や回復のための研究が求められています。

●まだまだ減らない 人的被害despair
沖縄ではないものの、東南アジアなどでは魚を採る際に珊瑚を傷つけてしまう、破壊してしまうような漁法が行われているところがあります。「発破」と呼ばれるダイナマイト漁や、薬を散布して魚をしびれさせる毒物散布漁などです。また、船を係留する時のアンカリングによって珊瑚が破壊されることや、心ない人が珊瑚を密漁するなどもまだまだ世界には存在します。

こうして珊瑚に迫っている危機を知ると、何が起こっているのか、何が問題なのか、何が大切なのか、「知ること」って、とっても大事だな~、と思いましたが、みなさまはいかがですか?

そして、私たちにはいったい何ができるでしょうか?

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(その3へつづくっ!)

(その1へもどるっ!)

※記事を書くにあたっての出典および資料のご協力:沖縄県立沖縄水産高等学校 酒井利昌先生、大神宏哉先生 (両先生に改めて御礼申し上げます)

みなさんこんにちは。
プランナー・ぱんだです。(◎´∀`)ノ

沖縄×珊瑚×沖縄水産高校×エコラの「珊瑚プロジェクト」フェリシモ代表として、再び沖縄にひとっ飛び!
沖縄県立沖縄水産高等学校のみなさま、琉球ガラスの工房のみなさまと一緒に海岸の清掃活動shineに参加してきました。

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沖縄水産高校からは普段からこの海岸で実習をしているマリンスポーツ系列の学生さんと先生方、海洋生物や海洋環境について学んでいる海洋生物系列の学生さんと先生方が参加。それに今回のプロジェクトで商品を製作してくださる琉球ガラスの工房の方々もたくさん参加してくださいました。

清掃活動をはじめる前に海岸を見下ろせる場所で沖縄水産高校の先生から、「珊瑚講座」を受講。

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沖縄の海を見て、その色を一言であらわすなら、何色ですか? との先生からの質問で始まったこの講座。どうして珊瑚を守らなくてはならないのだろうか? という根本的な疑問にも答えてくれる、とても中身の濃いものとなりました。

さて、先ほどの先生からの質問ですが、本日の生徒となった私たちからの答えは「」や「エメラルドブルー」。まさしく、透きとおる青は宝石のようにきれいです!wave
実はその美しい海の色、美しい青に見えるのは、砂が白いからなんですよ、との理由に、水の色が他と違うわけじゃないんだ! と驚きました。透明度など水質の関係もないわけではありませんが、やはりあの青さを際立たせているのは白い砂。その白い砂は、死んだ珊瑚のかけらや貝殻が流れ着き、それが長い時間をかけて小さく小さく砕かれ、こうして砂になるのだそうです。なるほど! たしかにこの白い砂、本州の砂浜と違って素足で歩くとチクチクするんですよね。サラサラの砂ではなく、細かく砕かれた珊瑚や貝殻だから……の感触かもしれませんね!shine

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もっともっと、珊瑚のこと、知りたくなってきましたね。happy01

今回は入門編を、とお願いしていたのでまず「珊瑚」そのものについて、から始まります。
珊瑚は植物ではなく動物門(しほうどうぶつもん)に属する生物で、イソギンチャクやクラゲなどの仲間です。その珊瑚が集まっている地形のことを珊瑚礁と呼びます。珊瑚の体内には褐虫藻(かっちゅうそう)という植物プランクトンが共生していて、その褐虫藻が光合成して生まれる栄養をもらって活動しています。何と珊瑚が必要とする栄養の50~90%はこの共生藻から得ているということなので、この共生は珊瑚にとってとても大切な関係があることがわかります。

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日本の海域での珊瑚の生息域の北限は九州南部、と珊瑚はどんな海洋環境でも生きていけるわけではないようです。では、どんな環境が珊瑚の生息に適しているのでしょうか? それはあたたかで、穏やか、透明度の高い高塩分濃度(塩からい)の海、と条件が限られています。

どうしてでしょうか?

もともと熱帯や亜熱帯の海は透明度が高い海です。その理由は貧栄養だから。プランクトンなどの小さな生き物が少ない(その他の生物にとって食料が少ない)ので、海の水が透明に見えるのです。でも、想像してみると、たしかに南国には透明な海が多いですが……カラフルで元気な小さな魚や、イソギンチャクなど、冷たい海にはいない多種多様な生物が生息しているように思えますが?pisces
それには珊瑚が深くかかわっています。

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最近の環境保護活動によく使われるキーワード「生物多様性」。熱帯雨林の森がたくさんの昆虫や動物などを育て、共生しているゆりかごであるように、珊瑚は海の生物多様性を支える重要な役割を担っています。
本来、貧栄養の熱帯や亜熱帯の海で、珊瑚は体内で植物プランクトンを飼い、そこにイソギンチャクや小さな魚が生息します。さらにそこに小さな魚を栄養源とする少し大きな魚が集まってくる。珊瑚は熱帯雨林の木々のように、海の生物たちの豊かさを支えているゆりかごの役目を担っているのですね。confident

珊瑚の恩恵は海の中だけではありません。
珊瑚は骨格を形成する炭酸カルシウムを成長する過程で巡り巡ってきた二酸化炭素を使用します。その量は人類が排出する二酸化炭素の2~5%程度とも言われています。
本来、海洋だけでなく空気中、地球全体を見ても二酸化炭素は様々な形態変化を経て、長い年月をかけて地球の自然を循環していたはずです。そのバランスを私たち人間が崩してしまったことが、現在の温暖化、という危惧を生み出してしまったのかもしれない、と思うと、反省しなくてはならないこと、いっぱいありますね。

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(その2へつづくっ)

※記事を書くにあたっての出典および資料のご協力:沖縄県立沖縄水産高等学校 酒井利昌先生、大神宏哉先生 (両先生にこの場を借りて改めて御礼申し上げます。)

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