フェリシモ > エコラ > エコラブログ > ★沖縄の珊瑚礁を未来に残そう!★ もっと知りたい 珊瑚のこと その2

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みなさんこんにちは。
プランナー・ぱんだです。(◎´∀`)ノ

初夏のさわやかな日がやってきましたが、沖縄はもう梅雨だそうですrain

さて今日も珊瑚のお話の続きですよー。

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私たちみんなにとっても、地球全体で大切な役割を担ってくれている珊瑚礁ですが、沖縄ではどんな風に人々の生活を支えているのでしょうか?

珊瑚は海の生物多様性を支えるゆりかごpisces。そこには人間が生きていくうえでの活動も深くかかわっています。例えば珊瑚礁は、1年で1平方キロメートルあたり、4~24トンもの豊富な水産資源を抱えると計算されています。沖縄にある珊瑚礁の面積を797平方キロメートルとすると、最大で約2万トンもの水産資源を育てていると言えます。
また、沖縄では古くから石灰化した珊瑚礁を建築資材などとして利用してきました。沖縄にとって珊瑚礁は歴史的にも文化的にもとても大切な存在、と言えます。

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現在でも沖縄に観光で訪れる人の約三人にひとりが海を楽しむためにやってきている、と言われていて、美しい海の風景の要素である珊瑚礁が存在することは、観光が重要な産業である沖縄にとって大きな経済効果をもたらしています。

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そしてもうひとつ、沖縄にとってとても大切な役目を珊瑚礁は果たしてくれています。
沿岸部から続く珊瑚礁は深く落ち込むところで、外洋から押し寄せてくる波の運動エネルギーの約70%を吸収し、穏やかな波を砂浜まで届けてくれます。台風がやってくることの多い沖縄地方では、荒れた海から島全体を守ってくれている自然の防波堤でもあります。また、テトラポットなどの人工の防波堤と違って、折れたり破損してしまったりした珊瑚は死んだら砂になっていきます。また、珊瑚がなくなってしまった部分には新しい珊瑚が着床し、再生するなど、自然に修復していく力があるのです。

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さぁ、珊瑚の重要性がわかったところで、今、その珊瑚と珊瑚礁の生態系に迫っている危機に関して先生に聞いてみましょう!happy02

●珊瑚の天敵! 食害生物の異常発生wobbly
時折耳にするオニヒトデやシロレイシガイダマシなど、珊瑚を食べて生きる生物も海にはいます。もちろん、それらが絶滅することを願っているわけではありません。自然の中の大きな循環や生物多様性の中には、珊瑚を食べる生物も必要です。ただ、それがバランスを崩すほどに大量発生して珊瑚を食い荒らしてしまうことは、この大きな自然の流れを狂わせてしまうことになり、危険です。

●時間がたっても元に戻らないほど……波浪、台風、ハリケーン、人による物理的な破壊sad
先ほど説明したように、珊瑚礁は台風など荒れた海の波を軽減してくれています。温暖化の影響とも言われている気象異常によって台風が発生する回数が増えたり、今まで経験したことがないほど強大な勢力持ったりすると、自然の治癒力では回復が追いつかないほどに破壊されてしまいます。また、私たち人間も、故意にではなくても、知らず知らずのうちにむやみに珊瑚礁の上に立ったり、触ったりすることで、珊瑚礁を破壊してしまうこともあります。

●私たち人間が原因をつくっているかも……赤土や堆積物などの流出crying
沖縄に行って滞在するなら、空港からは車でさっと行けて、ホテルは海沿いでちょっとリゾート気分を味わいたいわ、なんて思ってしまうかもしれません。でも、その空港や道路、ホテルはどうやって開発されたでしょうか? 陸上の自然に配慮するだけでなく、その開発が海洋環境に与える影響も、配慮されないと、土が海に流れ込んで濁ったりするし、ホテルで滞在中に使用される生活排水だって海へとつながっています。自分たちの便利さ、快適さやイメージを求めるあまり、何かを失っているかもしれない、なんて思うと少し悲しいですね。でも、それを沖縄に作らせているのは、それを求める観光客である私たち自身なのかもしれません。ちょっと身につまされる思いですね。

●沖縄だけじゃない、みんなの問題……大気中の二酸化炭素濃度の上昇weep
今、盛んに言われている大気中の二酸化炭素濃度も、海洋環境に大きな影響を与えています。温暖化が進むと海水温度が適温を超えた異常高水温になってしまい、高温では生きていけない生物はたくさんいます。それ以外にも、二酸化炭素の濃度が上がることで海水が酸性化し、珊瑚の成長を阻害することもわかっています。

●珊瑚が病気! ホワイトシンドロームshock
ここ数年で問題になっているのが、原因がまだきちんと解明されていない感染症の一種とみられている病気。珊瑚がこの病気を発症すると、白い線が現れ、じわじわと侵食されていき、1年ほどで死んでしまう、という病気です。以前から問題になっていた珊瑚の「白化現象」は水温が下がると、回復したりする可能性もあるのですが、この病気にかかってしまうと回復する方法はまだ見つかっていません。これ以外にも珊瑚の病気はどんどん増えている、という報告もあり、原因の究明や回復のための研究が求められています。

●まだまだ減らない 人的被害despair
沖縄ではないものの、東南アジアなどでは魚を採る際に珊瑚を傷つけてしまう、破壊してしまうような漁法が行われているところがあります。「発破」と呼ばれるダイナマイト漁や、薬を散布して魚をしびれさせる毒物散布漁などです。また、船を係留する時のアンカリングによって珊瑚が破壊されることや、心ない人が珊瑚を密漁するなどもまだまだ世界には存在します。

こうして珊瑚に迫っている危機を知ると、何が起こっているのか、何が問題なのか、何が大切なのか、「知ること」って、とっても大事だな~、と思いましたが、みなさまはいかがですか?

そして、私たちにはいったい何ができるでしょうか?

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(その3へつづくっ!)

(その1へもどるっ!)

※記事を書くにあたっての出典および資料のご協力:沖縄県立沖縄水産高等学校 酒井利昌先生、大神宏哉先生 (両先生に改めて御礼申し上げます)

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