フェリシモ > エコラ > エコラブログ > ★沖縄の珊瑚礁を未来に残そう!★ もっと知りたい 琉球ガラスのこと その1

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みなさんこんにちは。
プランナー・ぱんだです。(◎´∀`)ノ

エコラの「珊瑚プロジェクト」代表として、再び沖縄に行き、沖縄県立沖縄水産高等学校のみなさま、琉球ガラスの工房のみなさまと一緒に海岸の清掃活動に参加したレポートを公開していますが、ここからは琉球ガラス編でーす。

今回のレポートは実際に商品がどのようにつくられるか、琉球ガラスの魅力にもググッと迫ってみたいと思います。

今回つくっていただく琉球ガラスはただの琉球ガラスではありません!
沖縄の珊瑚礁ときれいな海を守る活動をしている沖縄水産高校のみなさんとのコラボレーションなのです。
まず、沖縄水産高校の海洋生物系列とマリンスポーツ系列の2クラスのみなさんが、海岸の清掃活動で持ち帰ったゴミに付随する海岸に流れ着いた風化珊瑚を提供していただきます。それを丁寧に潮抜きし、粉末にします。

P1070605

珊瑚が白い粉になったら、準備完了。
さぁ、それを使ってガラス製品を制作していもらいますよ。

■みんなで珊瑚を育てよう! 沖縄の海にたゆたうような 世界にたったひとつの小さな琉球ガラスベース

まずは花瓶を作るところを見せてもらいます。

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↑軸に芯となるガラスを取ります。芯にする色によってもできあがりの見え方がいろいろ違ってくるので、どんな色をどんな順番で重ねていくか……も考えてデザインされているんです。このガラスの溶解窯の温度は約1300度。めちゃめちゃ熱いです。coldsweats01

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↑少し吹いてベースになる芯の形を整えます。ふっと息を吹き込むだけですが、この手加減というか、息加減(?)というか、それがとっても重要なので難しそうです。

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↑芯の形を整えたら、順番にデザインを施していきます。
水色をつけた軸を持って来てもらって絡みつけ、「珊瑚礁」の青い海の水の部分のデザインを施します。

P1070452

↑色をつけたら、しっかりなじませるために窯の火にあてます。これも半端なく熱いです!

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↑「珊瑚礁」のデザインに重要な色ガラスのカレットを巻きつけていきます。これが夏の海を舞い踊るように泳ぐ色とりどりの鮮やかな熱帯の魚たちを表現します。fish pisces fish pisces fish pisces

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↑更に珊瑚の粉末を巻きつけて、このデザインに必要な要素はすべてそろいました。

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↑色ガラスのカレットや、珊瑚の粉末をしっかりなじませてから、コロコロ転がして表面の形を整えます。

Dsc08849

↑再び吹きます! 宙吹き、と呼ばれるこのスタイルが琉球ガラスらしさでもあり、この加減が商品の大きさを決めるので、簡単そうに見えて、簡単じゃないです。職人技の見せどころですよ! ふっと吹かれて表面に巻きついていたカレットや、珊瑚の粉末がガラスの膨らみとともに表面に広がります。デザインで表現されている躍動感は、この宙吹きによって生まれるんです。
途中、冷えすぎないよう(冷えると割れます、破裂します!)何度も窯の火にあてたり、職人さんの手が止まることはなく(止まると軸にくっついたガラスがふにゃーっと重力に引かれて形が変わってしまうのです)。常にくるくると動かしています。

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↑サイズを確認したら、商品としての形を整え、仕上げていきます。

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↑底になる部分に別の軸につけたガラスを軽くつけて、口になる部分を切り離したら、口の部分を窯であたためて鋭利さを取り除きます。

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↑口の部分も丁寧に仕上げます。

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↑温度が下がってくるとガラスの透明感がぐっと浮かび上がるようです。が、まだまだこれでできあがりではありません。

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↑底にくっついていたガラスと軸を外し、その部分もバーナーであぶってなめらかにします。

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↑いよいよ最後の工程。徐冷窯と呼ばれる冷却のための窯へと持って行きます。徐冷、といっても窯の中の温度は600度! 冷たくはありません。のぞきこむだけでもとっても熱いです。ガラスは急冷に弱く、あたたかい沖縄の気温でもそのままにしておくと破裂して割れてしまうのです。

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↑ここから出すことができるのは翌日になってから。

こうした手順を経てゆっくり時間をかけ、ひとつひとつつくられていることが、少しでもおわかりいただけましたでしょうか?
同じものが生まれない理由も、なんとなくおわかりいただけたかと思います。
ちょっとした手加減(息加減?)やタイミング、その瞬間瞬間がひとつひとつのガラスベースを形づくっています。
ガラス職人さんの技と丁寧さ、唯一無二の瞬間が生み出したデザイン、いろいろな人との関わりで生まれた集大成をぜひ手に取って感じてみてくださいね。

私はこの花瓶にちっちゃなグリーンを飾ってみたいなぁ、と思っています。ちょと海藻っぽい感じで。いつも海がそこにあるような、そんなことを日々感じられるように。yacht

さぁ、次は指輪です。これはどんな風にしてつくられているのかなぁ?

(その2へつづくっ!)

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