みなさん、こんにちは。
今日もプランナーのことりが、セブ島のお話をつづります。
やっと会えた、セブの子どもたち
ず っと会いたかった、セブ島の子どもたち。
滞在2日目に初めて「ザ・チルドレン・オブ・セブ・ファウンデーション(以下、CCFI)」を訪れました。
昼食後のお昼過ぎ、子どもたちが生活する「パリアン・ドロップ・イン・センター」に到着。建物の入り口でみんなが並んで出迎えてくれました。
その後、私たちのために手づくりしてくれた歓迎レセプションが。
まずは、CCFI代表のオズメナ女史のスピーチ。オズメナ女史はセブ市長の奥様で、とてもエネルギッシュな方。今までの活動を支えてくれた日本のみなさまへの感謝の言葉と子どこもたちを取り巻く環境や、センターの運営についてのお話がありました。
一番の苦労は運営費の捻出。4人のスタッフはセブ市から給与補助されるけれど、それ以外は寄付金などで賄わなくてはいけません。もともとこのようなセンターを作りたいという思いはあったけれど、資金面でなかなか実現できなかったところ、10年来に渡りフェリシモからの継続的な支援があったことが、このセンターの運営に大きな力となったことを打ち明けてくれました。
そしてうれしかった言葉が、
「今までのべ4000人の子どもを受け入れてきたけれど、その中から90人もが大学まで進学することができたんですよ!」
「フィリピンでもっとも優れた施設だと自信を持って言えるわ。」と。
オズメナ女史はみなぎるパワーで子どもたちの未来を切り拓く、まさにゴッドマザーのような女性です。
その次に、子どもたちのダンスパフォーマンス。

歌いながら、ダンスをする姿がとても可愛らしく、小さな子は時々ダンスリーダーのお姉さんの方を見ては動きをチェックチェック。
右横を眺めてみる、、、
ダンスリーダーさん。
歌詞のところどころに「Thank you, thank you~♪」というフレーズが散りばめられていました。
その後、代表の子どもがメッセージを読み上げました。

『まずはじめに、僕たち「ドロップ・イン・センター」への援助にお礼を言いたいと思います。
僕たちに正しいことを教えてくれてありがとうございます。また、そういった親切で潔白な心に感謝します。もしそれがなかったら、僕らはここにいることはなかったと思います。そしてストリートチルドレンやホームレスになったり、お腹をすかせて麻薬に手を出したり、盗みや殺しをはたらき、刑務所に入っていたかもしれません。
僕がここで経験したことは、今までとはまったく違うことでした。ここでは僕を家族のように接し、愛してくれます。他人を敬うこと、努力すること、他人を助けること、愛された分だけ愛を返すこと、敬虔な人であることの大切さを学びました。
たくさんの支援を僕らに与えてくれありがとうございます。愛と養護される権利を奪われた僕らに、このすばらしい施設を作ってくださり感謝しています。あなたは、遠いところから僕らを支援するために、また楽しみを届けるために来てくださいました。
僕らにしてくれたその配慮、援助、愛のすべては忘れがたいもので、計り知れません。もちろん、僕らはこのことを大人になって死ぬまで忘れません。それは、あなたの援助のお陰で社会の中で強くて立派な人間となることができたからです。
ありがとうございました!幸運を祈ります!』
子どもの口から言うには、あまりにもリアルで切ないセブ島社会の問題が綴られていました。大人の指導のもと作っているとはいえ、セブ島の現実であることに変わりはありません。
3人の子どもについてのプロフィールの紹介もありました。
父親は逮捕され、母親も売春婦のため育児放棄し保護された姉弟。
重病を患い、手術が必要な13歳の男の子。
こういった辛い現実を背負った子どもたちに対して、商品を買っていただくことで集まった寄付金が、彼らの実生活をダイレクトに支援していることを目の当たりにし、日本のお客様への感謝の気持ちでいっぱいになりました。これは本当にすばらしいことです。
そして再び、ダンスパフォーマンスが始まりました。
子どもらしいポップな歌とダンスの途中、ひとり一本ずつバラの花を手に持ち、それを順番に私たちに手渡しに来てくれたのです。ダンスパフォーマンスだけでも胸がいっぱいになっていたのに、目の前で子どもたちがバラを……目にはうっすら涙が浮かびました。
今まで苦労の上に商品を作りだし、それをお客様に買っていただけたそのことが、こんな大きなカタチになっていたなんて。。とても感慨深いものがありました。
最後にオズメナ女史より、前日ホテルで一緒に撮った写真がはめこまれた盾を記念にいただきました。
「セブ市の大切なお客さまを迎える金色の鍵」
とても重厚な造り。そのずっしりとした重さの意味を肌で感じることができたような気がします。
さて、次回はCCFIの施設につてのお話をお届けしたいと思います。
お楽しみに☆